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グローバル人材・グローバルリーダーとは?

どのようにしたらグローバル人材に変身できるのか、グローバルリーダーになれるのか、という疑問をもつ方も多いのです。

実際、グローバルリーダーとかグローバル人材に実は学問的な定義など、ないのです。

私のイメージとしては、グローバルリーダー・グローバル人材とは、「仕事で世界に通用するプロフェッショナルな人、そして目的に向かって人々を動かす能力を持つ人」です。

まず仕事ができること!達人であることです。そして、目的を意識してそれをメンバーと共有してその人たちを巻き込みながら結果を出し続けることができる人です。決して語学堪能が第一の要件ではありません。

— では、語学力(英語力)は条件ではないのでしょうか?

まったく語学力がないのに、プロフェッショナルで人々を動かす影響力のある人はいるものです。それでもグローバルリーダーなのでしょうか?

  • グローバル人材・グローバルリーダーには語学力は絶対必要で、今すぐでも英語力をつけなさい!と言われることもあります。
     
  • 適切なレベルのテキストを選びなさい、徹底的にそれを覚えなさい、毎日10個ずつ英文を暗唱しなさい、3か月で300個覚えなさい・・・と強調する先達もいます。
     
  • 逆の考え方もあります。いま話題の非ネイティブの英語術「グロービッシュ」 ・いまや世界の英語の7割以上が、非ネイティブ同士 ・そこで求められるのは「伝われば十分」の英語 ・「完璧な英語」を目指す不毛な努力はもうやめよう!
    ●グロービッシュなら、非ネイティブでも1年で習得可能 ・単語は1500語とその派生語だけ ・文章は短く、15語以内に ・発音よりも、アクセントに注意せよ!
     
  • しかしながら、ビジネス遂行にあたって英語堪能が絶対条件だというわけではありません。「仕事で世界に通用するプロフェッショナル」の活動に必要な程度の語学力です。その仕事が同時通訳であれば別ですが、生産・研究・販売・金融などが仕事であれば、それに必要な語学力です。
     
  • 金融などは場合によっては日本人同士でも英語でのやりとりが必要ですが、消費財のマーケティングやセールスにあたっては、相手国内事情に合わせての英語力あるいは中国語やマレー語など現地語が少し話せてmingleつまり交流できる(外国人と混ざり、目線を現地に合わせる)程度の語学力で十分なのです。 
日本国内にいる限り、特にグローバル人材を意識する必要などない、ことも事実でしょう。

しかし、国内にいたとしても、その職場に外国籍社員がいて隣の席に座ったとしたらどうでしょう。新入社員の30%を外国人とする会社もあるくらいです。ある日突然に今の会社が外国の会社に買収されることもあるのです。ある日貴方自身が外国拠点に配置されることもあります。外国人との接点は、実は日本国内にいても、多岐多彩に広がってきています。 

そのような職場の変化をとらえると、「グローバル人材」に変身するに、一番簡単で、最も有効な方法があります。それは何か、というと、「上司が外国人になる」ことです。(「日本板硝子」社員の方の感想)

レポーティングラインが外国人になると、身の処し方、コミュニケーションの取り方、どれをとっても(上司が外国人であるから)グローバル化せざるをえません。

今までのように「無意識」のうちにしてしまう日本的な曖昧な物言い、以心伝心では事が運ばなくなるからです。「意識」してグローバル人材に変身せざるをえません。 

では、外国赴任すれば、グローバル人材になれるのでしょうか?
海外留学すれば自動的にグローバルリーダーになれるのでしょうか?

外国拠点・支店に駐在員としてローテーションされても、現地の上司(社長)が日本人であれば、実は全くグローバル人材に変身する必要などないのです。

それは日本においても上司や同僚が外国籍社員となれば自分がグローバル人材に変身せざるを得ないのと同じことで、環境が外国でも上司・同僚が日本人であれば関係性は日本人同士と同じだからです。

外国駐在でも日本人上司の下で、プライベートでも「日本人村」で過ごすのですから、東京から大阪に赴任したと同じことなのです。 

いずれ時間がたてば東京本社に戻れるのですから、ローテーションの一部にすぎず、そこで何をするのか、戦略を実施するなどという「だいそれた」ことなど考えることなく過ごすのです。

ですから、現地ローカル社員との交流を上手くやってその力を使って目標を共有しながら活動するというグローバル人材としての行動パターンがとれないことになってしまいます。

その個人の行動様式まで深く踏み込んで現地での成功を引き出していく関係性構築はただの「お題目」になってしまうのです。

この大きな原因が「ローテーション人事政策」です。

ローテーションなので、特に何のために(海外)赴任するのか意識することがないのです。個人として海外赴任の目的、事業戦略を意識する方がどのくらいいらっしゃることでしょう。

それを会社側から明示され合意し議論する機会などないのが実情なのです。 

ローテーションではなく、特別の「意味」をもつ赴任であること、その「意味」とは何か、海外勤務を経ることの独特の社内プラス評価要素とは何なのか、キャリアの美点評価となるのだという位置づけを明確にする、という「全社的な人事政策」として取り込まれることが大切なのです。

「全社的な人事政策」の確立・遂行の側面とは別に、個人レベルでも海外赴任のとらえ方を深く、より深く考える(Why, How・・・)ことも非常に重要です。

海外勤務についてその間に個人として、人間として大きく成長する、というstrategic growthこそが、グローバル人材政策の最も重要なことです。

その結果、自分とは違ったものを許容し、「なあなあ」の解決ではなく、本質的なものの解決をめざすこと、しかも先送りせずにその場でスピード感をもって決断しただちに実行すること、知識や背景事情などを細かくコミュニケーションして説明し、なぜそれをしなくてはならないのか(日本ではいちいち反芻したりしない根拠づけ)をクリアにロジカルに共有すること・・・そのような行動様式をとれることがグローバル人材の本質だと思います。

それは日本に帰国して国内の職場に移ったとしても、それは大きく人間的に成長したビジネスパーソンになれるのです。

海外駐在員に対する「帰任政策」と一口にいいますが、このように深くpersonal growth strategyを語ることこそ、最も重要な会社のグローバル人材育成へのコミットメントといえると思います。 

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自分の中で異文化だと感じたことに対し、仮説をたて検証してゆく作業がストレスを溜めない方法でもあり、異文化を前向きに受け入れられる最善の方法であるということが印象に残った。今までの自分の受け入れ方は、後ろ向きだったため、ぜひ実践したい。

K氏 B社 異文化コミュニケーション論受講

コミュニケーションに不安を感じていたが、海外でのコミュニケーション手法を学ぶことができ、少し自信がついた。4つのコミュニケーションスタイルを使い分け、早めに人間関係を構築したい。

M氏 E社 財務研修受講

決算書類のいろいろな個所で粉飾が隠され数字の判断の仕方次第で良くも悪くも解釈できることがわかりました。企業情報を普段からいかに多く入手するかがポイントで損害を被らないために有効かがよくわかりました。

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