日本の製造業におけるグローバル人材育成策について、ご紹介をします。
味の素におけるグローバル人材育成策 |
味の素が研修制度、海外採用社員、幹部に育成、欧米やアジア、30代対象(9月7日 日経新聞) |
味の素は海外子会社の現地採用社員を経営幹部に育成するための研修をスタートする。
新たに始めるのは「リージョナルトレーニングプログラム」。
研修では、グループ戦略への理解を深めてもらうと同時に、味の素が求めるリーダー像や日本を含めた異文化への接し方なども学んでもらう。
味の素は世界で2万人の社員を抱え、調味料や加工食品、飼料用アミノ酸などを製造・販売する子会社を各地に設けている。
これまで専門的な研修は実施してきたが、グループ全体について学ぶ機会はあまり設けてこなかったという。
現在、約70社ある海外現地法人に部長級以上の経営幹部ポストは約210あるが、日本人以外が就いているのは約70にとどまる。 |